主に幼児クラスにて、お菓子の箱でつくったお弁当、サランラップの芯でつくった剣たち。最近、廃材を使って園でつくったものを、お子さんが持ち帰っています。 美園おひさま保育園では、こうした空き箱や使い終わった素材を用いた「廃材遊び」を積極的に取り入れています。「廃材」には、かたちや色を、違うものに結び付ける→見立てて遊ぶ想像力につながります。
特に3歳以上の幼児には、
・頭の中で自分の作りたいものをイメージし、現実にしていく力
・たとえ上手にできなかったとしても、そこに折り合いをつけ修正していく力
・素朴な素材を、さまざまなものに見立ててイメージをふくらませ、想像していく力
幼児期の子どもたちにとっての「廃材遊び」は、こうした育ちにつながります。 子どもの制作物は、大人からするとちょっと見栄えもよくない、大荷物ですよね…。しかし、子どもは大人とは違った視点でものをとらえています。「自分で工夫して作った」「友だちと一緒に作った」と子どもはものに愛着を感じていたりするのです。
「これはどうやって作ったの?」「1個だけ飾ろうか?」「何日まで飾ろう」等
ちょっとだけ子どもに寄り添ったことを試してみてください。
「またこんなものを持ってかえってきて…」というお言葉をちょっとだけ飲みこんで頂き、どうかあたたかい目で見守って頂けると嬉しいです。
☆ご家庭で空き箱等ありましたら、園にお持ちください。きっと素敵なものに変身する材料になるでしょう!
ブログ担当 古山
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